ネーム刺繍ナビ / 読み物
持ち込みを断られる理由と、受けてもらうために伝えること
断られるのは意地悪ではありません。理由はだいたい決まっています。

手持ちの服に刺繍を入れてほしいと頼んで断られることがあります。各社のサイトに書かれている理由を読むと、3つに集約されます。
① 生地が刺繍に向かない
伸びる生地(ストレッチ素材・ニット)、薄い生地、防水加工された生地は、針を通すと穴が広がったり、風合いが変わったりします。とくにダウンや防水ウェアは穴が開くと機能が落ちるので、断る店が多いです。
② 1枚だけだと段取りのほうが高くつく
刺繍は、デザインを刺繍機用のデータに変換する工程(パンチング)が必要です。この手間は1枚でも100枚でも同じなので、1枚だけだと加工代よりデータ代のほうが高くなることがあります。「最小◯枚から」としている店はこれが理由です。
③ 失敗したときの保証ができない
お客さまが持ち込んだ服は、店で買い直すことができません。針の跡は消えないので、万一ミスしたときに弁償の基準がない。これを理由に、持ち込みは受けるが保証はしない、または受けないとしている店があります。
問い合わせのときに先に伝えるとよいこと
- 何に入れたいか(作業着のブルゾン、ポロシャツ、帽子など具体的に)
- 生地(分かれば。タグの表示を見て「ポリエステル100%」など)
- 枚数
- 入れたい内容と位置(社名を左胸に、など)
- いつまでに必要か
実際のところ、1枚だと断られるのか
ネーム刺繍ナビに掲載している575件のうち、最小枚数を公表しているのは175件。そのうち170件が「1枚から」で、「50枚から」としているのは1件だけでした。②で書いたとおり1枚は割高になりますが、枚数を理由に門前払いする店は、公表している範囲ではむしろ少数です。
1枚でも、まず聞いてみる価値はあります。
よくある質問
1枚だけでも刺繍を入れてもらえますか
店によります。ネーム刺繍ナビに掲載している店のうち、最小枚数を公表している175件では、170件が「1枚(1点)から」受けています。ただし1枚だとデータ代と最低料金の分だけ単価は上がります。
ダウンジャケットに刺繍は入れられますか
断る店が多い品目です。針を通すと穴から羽毛が出たり、防水の機能が落ちたりするためです。受ける店でも、その旨を了解したうえでという条件が付くことがあります。
持ち込んだ服を失敗されたらどうなりますか
持ち込み品は店が買い直せないため、保証の基準を設けていない店があります。持ち込みは受けるが保証はしない、としている店もあるので、依頼の前に確認してください。
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